院長のいちょう通信

院長のいちょう通信

vol.38 あたたかい贈り物
更新日: 2020/7/13(月)
大分で新型コロナウイルス感染患者さんが相次いで報告されていた4月、以前に当院を受診されたことのある患者さんから贈り物をいただきました。空気感染を防止するとされる医療用のN95マスクでした。2009年に新型インフルエンザが流行した際に感染予防の目的で自ら購入し、使用しなかったマスクを大事に保管していたとのことです。「診療に役立てて下さい」とわざわざ当院まで持ってきていただきました。当時は物品不足で感染防護手段が充分ではなかったため非常にありがたく、発熱患者さんの診察時や内視鏡検査時に使用させていただきました。一般の方がN95マスクを持っていること自体驚きですが、2009年当時、感染症対策として周到な準備をされていたことには頭が下がります。きっと感染症についても詳しくご存じで、現在も対策をしっかりとっている方だろうと思います。
また、その後の事ですが、ある患者さんからは、アルコール分77%の高濃度エタノール製品をいただきました。知人の大分県内の酒造会社さんがエタノール消毒液不足を懸念し、消毒用エタノールの代替品として製造・販売しているものということでした。当時全国の酒造会社さんが代替用のエタノール製品の製造を手掛けてくれていた頃でした。早速、手指消毒に使用させていただきました。
また、ある患者さんからは、簡易防護エプロン腕カバーをいただきました。知人の会社さんが医療施設の感染防護服不足を知り、緊急で製作していただいたたものでした。現在も全国規模で販売を行っているそうです。防護エプロンやガウンは今でも品薄状態が続いており、現在でも内視鏡検査時に使用させていただいています。
これら貴重な物品を寄付していただいた皆様、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。今後も新型コロナ感染症対策を着々とすすめていこうと思います。
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